NO.9｜ときどき日記

膝に乗ってきたロッコ（猫）が肩にしがみついて耳元でゴロゴロ喉を鳴らしたり、耳に「みぁ……」とかすかに囁きかけてくるのが邪魔だなってよく思うのですが（画面が見にくい＆キーが打ちにくい）、さきほどついにゴロゴロ喉を鳴らしながら耳たぶを舐められました。
なんだろうこれ、ものすごく積極的に誘惑されてるんだろうか……。
しかし迫ってくる女子猫は「よしよし可愛いね！」と抱き締めると慌てて膝から飛び降ります。そしてもう一度乗ってくる。抱っこはNGだけど撫でてほしいらしい。……うん、ただ邪魔してるだけだよね、それ。

猫に耳たぶといえば、私が小学生の頃にうちで生まれた子猫の中で１匹だけやたらと人の耳を吸う猫がおりまして。
よっぽど甘ったれな子だったのでしょうね。乳離れしたあとも何かをちゅっちゅしたかったみたいで、私の耳たぶがちょうどよかったのか寝ているとよくちゅうちゅうされました。ちゅっちゅっちゅっていう断続的な音とちくちくする痛みとくすぐったさでぼんやり目が覚めて、あー甘えてるのかーと子供なりの親心で少しは我慢するんだけど、いつも最終的にちっちゃな牙でがじっとやられて「いたい～～！！」って飛び起きる羽目になるっていう。
子猫の爪と牙は小さくて鋭くてそこそこ危険です。

河原の桜が満開らしいので夕方見に行ったのですが、今年の咲き方はちょっと地味な気がする……。
ついでに近所の山のご神木であるしだれ桜（糸桜）を見ようと思ったんですが、駐車場がいっぱいで見られませんでした。あったかくて花見にちょうどいい暮れ方前だったからなー。
とはいえ街路樹の桜などが散り始めていて、路肩がピンクに染まってて綺麗でした。風が吹くと渦を巻いて浮き上がってとても楽しい。
子供の頃から花見シーズンで一番好きなのは降り注ぐ桜吹雪の時期だったんですが、歳を取ったせいか一昨年ぐらいから散るのが惜しいと思うようになりました。満開の夜桜とかずっと見ていたい気持ち。