NO.9｜ときどき日記

暑いですね。
そろそろ日本は亜熱帯に移行したと覚悟すべきなのかな、と、連日の35℃＋湿度に朦朧とする頭で思ったりしています。あ、でも冬になれば雪が降るんだから勝手に熱帯の仲間入りをするわけにはいかないか。

先月からはじまったCharaさんのバースデーフェア、店頭プレゼント用の小冊子に参加させてもらっています。
久々に脩司と律が書けて懐かしかったんですが手が滑ってちょこっとページ数を超過してしまいまして、できればこういう会話を入れたかったな～という部分が入れられませんでした。
カットした文章（単なる断片）ってあまりひとさまの前にお出ししていいようなものじゃない気がするんですけど、久々に脩司と律のバカップルっぽい会話を数行書いたのでちょっと置いておきます。
もしよかったら小冊子をお手元に置いて、おまけ（別バージョン？）としてご覧ください。
5ページ6行目～11行目に当たる部分です。

以上です。
……（すみませんこれだけです）。

日記の間が空いてしまったので、遅ればせながらのお返事で申し訳ありません。
7月中旬にいただいたお一方へのお返事です。

Kさんへ

昨日のお仕事情報（キャラさんのバースデーフェアの件）、ちと大雑把な書き方をしてしまったので少し訂正しました。
私が参加するのは店頭プレゼントのミニ冊子で、フェア参加書店さんでキャラコミックス・文庫のどれをご購入いただいてもその場でプレゼントされるそうです。
他にも色々な企画がありますので、詳しくは昨日の記事のリンク先にてご確認ください。

お返事

たいへん長らくご無沙汰していて申し訳ありませんでした。

お知らせがすっかり遅くなりましたが、現在発売中の『小説Chara Vol.32』に新作をちょこっと書かせていただいております。
（こんなところでなんですが
＞ hayashi様
　先月は早速のご感想ありがとうございました。お礼が遅くなってすみませんでした！）

また、7月10日から始まる『Charaバースデーフェア』の小冊子（店頭プレゼント）にも脩司と律で参加しています。
参加書店様などの詳細はキャラ公式サイト特設ページをご覧ください。
サイトはこちらです→徳間書店：Chara（右側のバナーからフェア特設ページをご参照ください。）

仕事以外の話です

あけましておめでとうございます。
旧年中は（あまりマメに日記も書けませんでしたが）拍手やコメントなどありがとうございました。今年もメモ代わりにたまにじんわり書く感じになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、こちらにしては雪の多い正月です。
きょう初詣に行った神社では10分おきにドドドド…ッて屋根雪が落ちてきた。おみくじは小吉で、とてもいいことがたくさん書いてありました。
元日はお雑煮とおせちにお屠蘇はロゼのシャンパン、夜はすき焼きとシャブリ。2日は白のシャンパンとお鍋とほぼ例年通り。下戸の母が唯一好きな酒なので、うちのお正月はヴーヴクリコのイエローラベルが定番です（母が飲めないので残念ながら到来物がない限り日本酒や赤ワインの出番がないっていう……）。

今年は義弟の実家に帰っている妹一家、6歳甥っ子が元旦から
「ぼく、お正月のおもち（鏡餅）の上にのっけるのミカンじゃなくてイチゴがいいな～」
と自由なことを言い出したり（ミカンがダイダイの代用品だってまだ知らなかったらしい）、
「ねえねえおかあさん、タツノオトシゴってなにるい？　こうかくるい？」
と、親戚が集まる正月の朝、妹がお姑さんと慌ただしく準備している最中にいきなり無関係な質問をしたりしてたみたいです。
せめてたつ年だったらタイムリーな質問だったのにね～（でもたしかに何類なんだあれは、と思ったんですが、どうやらヨウジウオ科タツノオトシゴ属というのになるみたいです）。
あとは向こうでも少し雪が降ったから、甥姪は雪だるまではなく雪鏡餅を作って遊んだりしてた模様。こちらで初雪が降った頃から二人とも「くがつちゃんとこ行ってゆきであそぼう」とか言っていたらしいので、ちょっとでも触れて良かった良かった。

家族の健康もですが、皆様の一年もよいものになりますようお祈りいたします。

『NO.10』への拍手コメントお返事

家族全員が順番に長引く風邪をひいたり、姪が4歳になったり、雪が降ったり溶けたりまた降ったりしているうちにすっかり年の瀬になっておりました。
寒くなったのでロッコ（猫）がべたべたと抱き付いてきて重たいです。猫なので可愛いけど、重い。
12月初旬の姪の誕生日に贈ったプレセント、あれこれ吟味して選んだ本命のオモチャよりたまたま書店で見かけておまけに付け足した「妖怪カルタ」のほうがウケてたらしくてちょっと切ないです。大人から見てもわりと怖い絵柄のやつ。まあ、楽しそうだからいいけども。

昨日からウインターカップがはじまりましたね。
高校生って眩しいものだなあと思いながら見られる時間にちらちらと横目に眺めています。
あとは甥姪に今年もちゃんとサンタさんが来るか心配したり、大掃除のことを考えて気が重くなったり、寒くて洗濯物を干すのが嫌だったり、晩ごはんのお鍋が美味しかったり。

なんだかやけにばたばたしていて買って手元に置いたはずのジャンプやチャンピオンを週遅れで読んだりしてますが、ま、概ね平穏無事な師走です。

涼しくなったので、ただでさえ甘えん坊の猫がめちゃくちゃ甘えてきます。特に明け方。
ロコはスレンダーな猫ではないので膝の上が重たいです。
「撫でて撫でて～」ってキーを打つ私の手をちょいちょい爪でつついたり、手が離せないからって放っておくと「かまってよー」ってにゃあにゃあ文句を言ったり、起き上がって膝の上でぐるぐる回り出したりするのがちょっと難儀。
とはいえ、目を覚ましたとき私の布団で私にくっついて寝ている猫の姿はとても可愛いもので。
……って書いてて思いだしたけど、枕元に猫が座ってじいっと自分の寝顔を見てるとちょっとどきどきしますね。
昨日起きるとき、寝返りを打って枕にぎゅっと顔を押しつけてからふと顔を上げたら、妙に真顔のボタン（おばあちゃん猫。17歳ぐらい）が目の前にいて思いっきり目が合ったのでびっくりしました。
思わず「な、何？」って聞いたけど、ふっと目を細めてなんかごまかされた感じになってしまった。

6歳甥が彼のおじいちゃんおばあちゃんに買ってもらった格好いいランドセルが届き、3歳姪が毎日ウキウキとそれを背負っているそうです。
お姉さんに憧れている姪っ子、めっちゃ小学生になりたいらしい。
「娘ちゃんはまだ小学生になれないよ」
「ええっ！　なんで～！？」
「娘ちゃん何歳？」
「3さい」
「だからだよ」
「ええ～～、じゃあわたし6さい！」
「そんなちっちゃい6歳いないでしょ！」
「ええええ～～～～！！」
って、毎日娘相手にやっているよ……と妹が言っていました。
来春小学生になる甥っ子本人はそんなことまったく頭にないようで、最近飼い始めたタガメ（採集してきちゃったんだね……）が「めっちゃかっこいい」とか「ヒカリコメツキは発光器があるけ、ホタルみたいに光るんよ！」とか言ってた。
うん、君が虫好きなのはよくわかってるから、小学生になることについて1ミリぐらい意識を向けてみよ？

↓は拍手のお返事です

お返事

妹の息子の6歳の誕生日に、彼が好きな『水の生き物図鑑』とその他色々（8色セットのマスキングテープとか子供用の虫眼鏡とか恐竜や魚類の型のシリコンアイストレーなどなど、彼が好きそうだと私が思うものの詰め合わせ）を贈ったら大変喜ばれたようで、
「プレゼントが届いて二人とも大興奮してます。全部ツボだったみたい」
と妹からメールが来たので、思わず「よし！」と胸の前で拳を握りました。
なるほど、ガッツポーズってこういうときに出るものなのね。

メインの図鑑（重たいから宅配の箱の一番下に入れていた）については、その他のものを全部見てきゃあきゃあはしゃいでテンションが上がりきった状態で手に取ったため、包装をといた瞬間に
「うわあっ、これほしかったやつ！！　ぼくがすきなほん！！！」
って。なんか仕上げにスゴイのが待ってたぐらいの勢いで感激してくれたらしく、
「うれしくてたまらない」
「ぼく、たんじょうびだいすき」
とのコメントが出たと妹から電話で聞きました。
秋晴れの気持ちのいい一日が嬉しくて、スイミングクラブで褒められたのも嬉しくて、でもって帰宅したらプレゼントが届いていて。彼にとっては素敵な誕生日になったようでほんとよかった。

その後の夕飯中も「うれしい、うれしい」と何度も言い、
「おかあさん、ぼくこうふんしてる！」
と現状を自己申告してきたり、風呂上がりに素っ裸で図鑑を読み始めたりしていたとのこと。
うん、喜んでもらえて伯母ちゃん本当に嬉しいけど、服は着ようか。自分が子供のときのことを思うと本から目を離したくない気持ちはよくわかるんだけど、でもそろそろ夜は涼しいし。風邪なんか引くときみもきみのお母さんもなかなか大変な思いをするし。とりあえず服は着ておこう。ね？

そういえばそんなにも図鑑が好きな彼、ありがたいことに一年前に贈った昆虫図鑑をいまも使ってくれているのですが、
「この間、息子が娘に昆虫図鑑を見せながら『カブトムシは夜行性なんよ。九月ちゃんも夜行性なんよ』って説明してた。お昼に寝ている身近な生き物の例として使われてたよ、九月ちゃん……」
と妹から報告されましてね。
そのとき3歳姪は
「しってるー。くがつちゃんは　ねこにごはんをあげるから　よるおきてるんよ」
と答えていたそうで……そ、そうか、そういうふうに理解してくれてたのね。優しい……。
――って話を母にしたら、
「お兄ちゃんが九月ちゃんの生態に詳しいようなことを言ったから、『私のほうがよく知ってるもん』って意味で言い返したんじゃない？　負けず嫌いだからあの子」
と言われて、そういえばそういう娘だなー姪はと思いつつ、あれ？　いま甥姪だけではなく実母からも身近な生き物扱いされたかな？　すごくナチュラルに『生態』って単語を口にしたよね？　などと思ったりしました。
いや、たしかに彼らにとって身近な生物には違いないので全然いいんだけど（笑）。

めちゃくちゃ暑いのに梅雨みたいに雨が降る8月で、気管支炎と皮膚炎に煩わされる夏でした。
喘息とアトピーは親譲りの体質だからしょうがない、物心つく前からの症状だし慣れてるし、生れつきのものなんてうまく付き合っていくしかないんだし。
――と、ずうっと思ってきたはずなんですが、呼吸がしにくいのと顔や体をばりばり掻きむしっちゃうほど痒いのとがいっぺんに来て、そのまま一ヶ月も二ヶ月も居座られると、いくら長い付き合いでも少々対処に困ります。
ていうか、少しは遠慮してくださいよ、と。

ほんと呼吸器と皮膚には……っていうか特に皮膚にはその辺落ち着いて考えてみてほしい。
君のわがままが本体である私にどれだけ迷惑を掛けているのかを。
もー、ほんと一回真面目に反省してくれないかなー！　今年はだいぶしんどかったよ！！

　
と、言っても詮無い文句をつらつら思い浮かべるぐらい痒みとの闘いに必死でしたが（朝晩が涼しくなったのでさすがに落ち着いてきました）、この夏も妹が甥姪を連れて遊びに来てくれたのでずいぶんと気が紛れました。
甥っ子5歳11ヵ月、姪っ子3歳8ヵ月。

ただいま深海生物＆危険生物にはまっている甥っ子は
「オニダルマオコゼのどくきょく（毒棘）3本にさされると、ニンゲンはしぬんよ」
「カツオノエボシの下のうにょうにょってなってるひもみたいなところにさされると、一回目はだいじょうぶだけど二回目はしぬんよ」
「あとオニヒトデがあぶないけ、うみはきをつけないけんよ」
「ガンガゼっていうウニのながいハリにもたおされるけ、あぶないよ」
「キンチャクガニはこうやって、フリフリ～フリフリ～♪　って、イソギンチャクをてにもってテキをイカクするんよ。めちゃかわいいん」
「ミツクリザメはね～、こう！　こうやって口から下くちびるがとびだしてエモノをつかまえるん」
などと、伯母に毎日あれこれ教えてくれました。
やっぱり好きなもののことはどんどん覚えるものですね。
去年の誕生日にプレゼントした小学生向けの昆虫図鑑もまだ愛読しているというので、今年は海の生き物の図鑑を贈ろうと思います。
しかしキラキラした眼で「くがつちゃんがすきなしんかいせいぶつのなまえ、言って！（ぼくが説明してあげるから）」とせがまれるのは少しだけ困りました。
ごめん、伯母ちゃん自分が好きな深海生物ってあんまり考えたことがなかったよ……あのひとたちだいたい外見が不気味だし……。

女子力の高い姪は相変わらずファッションに厳しく、
「おにいちゃん、ちゃんとパジャマぬいでからおようふくきて。それじゃかっこわるいよ！」
ともうすぐ6歳の兄を叱る彼女の小生意気な口調に笑っていたら（ぼーっとしていて半袖パジャマの上からタンクトップを着てしまったけど面倒臭いからまあいいや、という甥っ子の適当さも含めて）
「くがつちゃんもかみのけむすんでね？」
と、こちらまで身だしなみのだらしなさを注意されてしまいました。
あと、一緒に遊んでるときに「わーすげー」ってぽろっと口走ると
「くがつちゃんおななのこ（なぜか「女の子」だけまだちゃんと言えない）でしょ？　スゴイって言わんといけんのよ、スゲーはおとこのこ！」
って毎回叱られちゃう。
（ちなみに母親である妹もしょっちゅう彼女に「おかあさんおななのこでしょ！」って言われてた。私たち姉妹、そんなに荒い言葉で話すほうじゃないと思うけどスゴイだけ「すげえ」って言っちゃう癖があるんだなー。）
なんかこう、来年辺りは「九月ちゃん女の子なんだからちゃんとお化粧したら？」みたいな注意をされそうな気がする。
しかし妹も夫である義弟も女らしいとか男らしいとか絶対に言わない（っていうかそういうことがほぼ意識にない）人たちなのに、一体どこで女の子っぽさを覚えたのかしら。
彼女の「ピンクが好き」「お姉さんっぽい服や靴が好き」という女性らしさへのこだわりは2歳になる前から現われていたのでとても不思議です。
幼稚園に行く前からってことは、テレビとかなのかな～？

それでもまだまだ3歳児。
「くがつちゃん、わたしじぶんでパジャマきれるけ、見よってね！」
と得意満面で私の前で着替えはじめたものの、肩口のスナップボタン（自分から見えない）に手こずって
「……ちゃあんと見よってね？　……あれ？　えっと、できるけ……じぶんでできるけ、ちゃあんと見よってよ……？」
と段々声を小さくしつつも一生懸命ボタンをとめて、もちろん出来上がったら
「ほらあ、ひとりでできたやろ～！」
って鼻高々な顔をしていたりして、大層微笑ましかった。
すごいねー上手だねー、もうお姉さんだね、みたいなことを言うとくにゃくにゃしながらでへへーって全然可愛くないぐらい笑み崩れちゃう。
ボタンをとめただけであんなに喜べるなんて面白いな、ちっちゃい子。

などと、妹と子供たちがいた十日間ほどは愉快な毎日を過ごしていました。
みんなが帰ったあと、四日間ぐらいは筋肉痛でぎくしゃくと動いてましたけど。一緒に走り回ったわけでもないのにどうして筋肉痛になったんだろう。

月が変わってしまいましたが、リタイア続出で波瀾万丈だったツールドフランスが数日前に終わりました。
サメ先輩強かった～！
緑の子は緑ジャージ三連覇だったし同じチームのデマルキさんは総合敢闘賞だったし、私が好きなオスくんも逃げに乗ったりスプリントしたりで沢山テレビに映ってくれたし。
最初に見たときまずイタリアのガス屋さんチームを好きになって、そのまま現行チームとそのときのメンバーを応援している私と友人にとっては色々と豪勢な三週間でございました。

しかし今年もまた暑いですね。「観測史上最高気温」って毎年あちこちで更新している気がする。
おかげでやたらと痒いです。
大きな声で言うことではないのですが、元々あまり健康ではない私の皮膚は暑いというだけでだいぶヒステリックな状態になっちゃうみたいで。
それはもう、コツンと手が当たっただけで「いま叩いた！　あたしのこと殴った！！」って金切り声で叫ぶぐらいの勢い。
叩いても引っ掻いてもいないよ、インクがついたからちょっと手の甲を擦っただけだよ！　っていくら言っても皮膚は聞く耳を持たず、ぱーっと機械的じんましんというのを出してくれる。

摩擦刺激で出る蕁麻疹は放置していれば大抵すぐに消えるからまだいいんだけど、でも本当にものすごく付き合いにくい。自分の皮膚だけど年々付き合いにくくなっていて、とても鬱陶しい。ただでさえ数年前から季節ごとに何かにかぶれたり湿疹が出たりで面倒くさいのに。
……って単なる愚痴で申し訳ない。

以下、愚痴のつづきです