NO.9｜ときどき日記

巻ちゃん巻ちゃんっていつも大騒ぎの尽八に、たとえば新開が
「あんなに仲がいいのに、マキチャンのことは下の名前では呼ばないんだな」
とか言ったとして。

東巻バカップル設定なので閉じておきます。

続き

試しに「祐介」って一人で呟いてみたらすごく恥ずかしくなっちゃって、でも巻ちゃんの名前が呼べないのも悔しいから懸命に「祐介呼び」の練習とかして、次の大会で会ったとき
「久しぶりだな、祐介！」
って思い切って尽八が言っちゃう。
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言われた巻ちゃんがびっくりして「な、なんショ……尽八…？」とかって赤くなって、二人でもじもじする。
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「ヒュウ！」「ここでやるなよウゼェからァ！」て突っ込みが入る。

（新開の「ヒュウ！」は万能のオチだと思います。）
（あと荒北がいつも人前、というか福ちゃんの近くでいちゃいちゃするなと東巻を叱っていると可愛いと思います。）
（叱られている東巻も、面倒見のいい荒北も。）

追加の妄想その１。

そういやそのときハコガクの前でもじもじするバカップルのことを考えていたら脳内荒北がイラァッとして、なんか巻ちゃんを「ショ」とか心ないあだ名で呼び始めてしまいまして。

「まじでウゼェから東堂黙らせろよ、この『ショ』！」

って言われた脳内巻ちゃんがちょっとしょんぼりして「怒られるからあっち行こ」と尽八の手を引いて木陰（木陰？）とかに移動。
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「もっかい名前言ってみてっショ」
「ゆ……祐介？」
「……クハハ（照）」
というひそひそ話。二人の姿が見えてる荒北がさらにイラァ。
新開がポンと肩を叩いて「苛ついてるな、靖友。ほら、食えよ」で苛立ちがＭＡＸに、っていう。
（荒北はハコガクいちの苦労人だと思っています。）
（脳内巻ちゃんが乙女になりすぎました。）

その２。

そののちのレースでたまたま新開が先に巻島を目撃したとして。

「尽八、あそこにマキチャンがいるぞ。おーい、祐介ー！」
「おまえが呼ぶな！　おまえが呼ぶなよ！！」
って尽八がぽかぽか新開を叩く。すごい必死で叩く。
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振り返って尽八を見つけた巻ちゃんがやってくる。
「？　東堂、おまえなんで泣いてんショ」
「巻ちゃん、隼人が巻ちゃんのこと祐介って呼んだんだ！　嫌だよな、巻ちゃん。隼人に下の名で呼ぶなと言ってくれ！」
「……（すごくどうでもいい）。あー、隼人（苗字がすぐ出てこなかった）、東堂からかうなショ」
「っ！？　巻ちゃんまで！！」
……っていう。

　　
脳内尽八がお馬鹿さんになりすぎたときは12巻を読みます。17巻も効果的。
ただ、17巻の巻ちゃんは目や口から汗を流していてあまりにもえろいので急に読むとびっくりしますけど（私が）。