NO.9｜ときどき日記

袋とじが見たかったので本誌に手を出しました。
開けるときに慣れてなくて端っこビリってなったので保存用にもう一冊買いました。

とりあえず表紙の巻ちゃんの右目のまつげの長さにびっくり。長い、長いよ！　5巻のラスト付近の、一歩間違ったらメーテルに進化しそうな巻ちゃんの横頭が頭をよぎりました。

で、袋とじ。
はじめてペダルを読んだのが2月26日（友人から唐突に11、12巻のみが送られてきました。まんまと東巻にはまって数日後には全巻揃えていました）で、もちろんカラーで漫画を読むのがはじめてだったので「本当にその色で生活してるんだ、巻ちゃん……」って気持ちになりました。

長くなったしたぶんネタバレなので畳みます。

続き

それより何より大変巻ちゃん！　へそ出てる！　尻が見えそう！　背骨可愛い！！
ＹＡＧＩＴシャツの両袖がなにげなく色違い（ボーダーは裾部分）で、可愛い可愛いと思いつつも「両袖色違い」ってどういうこだわりなんだろう（しましま好きはともかくとして）と軽く思いをはせる。
あと、首から提げてるそれは何？　ネックレスかと思ったらなんか白い紐だし……指輪か何かを吊してらっしゃる？　まさか私服のときにつけてたと噂に聞くあれですか？
そしてそのゴム部分が赤の上履きは一体……。小学校のときに支給されてた女子用の上履きそっくりでなんかちょっと懐かしかったけど、総北は学年で色分けされてたりするのかな。
パンツは白か、と断定しかけてウエスト部分が白で本体は派手な色かもしれない（しましまかもしれない）と思い直してみたり。
タマムシ色の髪の毛はやっぱりきらきらしてるんですね。光の粒がきらきら。
天女……かな。尽八が羽衣を隠さないと天に帰っちゃうのかな……。
あ、ジャージの背中ポケットに入ってる灰色のものはなんだろう……？

それにしても『ヤベ　また萎縮させちったなァ…』って巻ちゃんの優しさといったら。
「言ってる意味がさっぱり」なのに、胸の内の大騒ぎをひと言も声に出してない。「ち」て舌打ちすらも心の中（尽八には遠慮無く「チィッ」ていうのに）。なにこれ慈愛？　このひと聖母？（遠慮のない間柄の東巻可愛い。）
憧れだったアニ研的な話題にクライマーの先輩である巻島さんが乗ってくれて、このときの坂道ほんと楽しいんだろうな～。
（袋とじを読むまで内面が掘り下げにくい坂道のことを苗字で呼んでいたのですが、キラキラと目を輝かせている彼を見て「あ、画面に出てるまんまの子か」って納得して一瞬で坂道呼びになりました。あと、巻ちゃんのへそチラを見ても動じないっていうか目に入ってないらしい坂道さん尊敬する。）

とにもかくにも巻ちゃん可愛い。
「なんだこの写真」超楽しい。

でもって袋とじ漫画を見る限り、巻ちゃんはどうやら天然っぽい。天然で自滅するというか墓穴を掘るというか。
脚はわりと隠してることが多いのに無防備に腹や腰を見せちゃうし（気をつけないと「腹を冷やしてはいかんぞ巻ちゃん！」て尽八が腹巻きと毛糸のパンツを持って来ちゃうよ？）。
なんかこう、無自覚に苦労を引き受けてしまうというか、何気ないひと言で困ったり恥ずかしかったりする事態を引き寄せてしまう感じがするっていうか……。

って話をしていたときに友人が考えた東巻の「何気ない墓穴」一例
　　↓
「あ、東堂、唇の皮めくれてるっショ」
「え？　どこだ？　巻ちゃん」
「そこんとこ。あ～痛そう、動くなヨ」
「ん、よくわからん。舐めてくれ巻ちゃん」
「おめーらまじでウゼェからァァァッ！！！！」
　……荒北ファイト！
（私たちの空想東巻会話はなぜかたいてい荒北の前で行われます。毎度オチが荒北。）

坂道と巻ちゃんの組み合わせの可愛さにちょっと目覚めました。
ちっちゃい子と近所のお姉さんみたいだなー（お母さんだったらもうちょっと強く出られるというイメージ）。