NO.9｜ときどき日記

涼しくなったので、ただでさえ甘えん坊の猫がめちゃくちゃ甘えてきます。特に明け方。
ロコはスレンダーな猫ではないので膝の上が重たいです。
「撫でて撫でて～」ってキーを打つ私の手をちょいちょい爪でつついたり、手が離せないからって放っておくと「かまってよー」ってにゃあにゃあ文句を言ったり、起き上がって膝の上でぐるぐる回り出したりするのがちょっと難儀。
とはいえ、目を覚ましたとき私の布団で私にくっついて寝ている猫の姿はとても可愛いもので。
……って書いてて思いだしたけど、枕元に猫が座ってじいっと自分の寝顔を見てるとちょっとどきどきしますね。
昨日起きるとき、寝返りを打って枕にぎゅっと顔を押しつけてからふと顔を上げたら、妙に真顔のボタン（おばあちゃん猫。17歳ぐらい）が目の前にいて思いっきり目が合ったのでびっくりしました。
思わず「な、何？」って聞いたけど、ふっと目を細めてなんかごまかされた感じになってしまった。

6歳甥が彼のおじいちゃんおばあちゃんに買ってもらった格好いいランドセルが届き、3歳姪が毎日ウキウキとそれを背負っているそうです。
お姉さんに憧れている姪っ子、めっちゃ小学生になりたいらしい。
「娘ちゃんはまだ小学生になれないよ」
「ええっ！　なんで～！？」
「娘ちゃん何歳？」
「3さい」
「だからだよ」
「ええ～～、じゃあわたし6さい！」
「そんなちっちゃい6歳いないでしょ！」
「ええええ～～～～！！」
って、毎日娘相手にやっているよ……と妹が言っていました。
来春小学生になる甥っ子本人はそんなことまったく頭にないようで、最近飼い始めたタガメ（採集してきちゃったんだね……）が「めっちゃかっこいい」とか「ヒカリコメツキは発光器があるけ、ホタルみたいに光るんよ！」とか言ってた。
うん、君が虫好きなのはよくわかってるから、小学生になることについて1ミリぐらい意識を向けてみよ？

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