NO.9｜ときどき日記

先月は日中30℃を越す日もあったのに、急に寒くなりました。
近頃の気候は本当にざっくりしてますね。

数ヶ月前から中庭（正確には雪下ろしのスペース）にのら猫一家が居着いています。
珍しいことに両親と子猫一匹という核家族。
毛並みや顔立ちがそっくりだからどう考えても子猫の父親は一緒にいる丸々と太った大きなオス猫なんですが、母子に寄り添っていつも見守っているオスの野良猫ってあまり見たことがないから不思議な感じ。

雨がちな季節になったので玄関に置いてある私の自転車を二階に上げました。
洗濯物の乾きが極端に遅く、冬めいてきたなあと思います。
でも深夜一時過ぎに近所の屋台でラーメンを啜っていたサラリーマン風の集団（5～6人）は一人を覗いてコートを着ていなかった。その一人も防寒というよりダスターコートっぽい薄手のものを着てる感じに見えました。
私は夜中に運転するとハンドルが冷たくて手が痺れるので、手袋を引っ張り出しました。

姪の3歳の誕生日まで一ヶ月を切りました。
彼女は「一人で遊べる？」と聞くとしばらくして友達のお下がりの発表会のワンピースを持ってくるような子だそうで（姪の考える遊び＝お着替え）。
こないだツイッタで見たひらひらしたお洋服の可愛い着せ替えシール絵本は気に入りそうだけど、とはいえ3歳0ヵ月の子供の手でシールを破らずに扱うのは難しかったりするかなあ、と母である妹に聞いたら「着せ替えマグネットというものがある」と教えられたので、検索の旅に出たりしていました。

女子力の高い姪を見ていると、女の子って2歳で自分が可愛いと思うトータルコーディネートができるものなんだ、と驚きます。私にはそんな能力が一切なかったから。
そのようにお洒落やお姫様に憧れる姪が夜寝る前に「大きくなったらシンデレラになりたいな」と言ったそうで。
『「そっかあ、そしたらその前にお母さんが死んで、代わりに意地悪なお母さまとお姉さまが来るよ。」って言ったら、「・・・ベルはつよいよね。ベルになりたいな。」ってすぐに変えてました。』
と妹からのメールにありました。すごいなー、その変わり身の速さ。自分に不都合なことはさっくりと切り捨てる女らしさというかなんというか。
翌日「娘ちゃんの夢は何？」と聞いたら、「かなうゆめ？　だったらベルになる」と言っていて、『「夢が叶う」と言えることに驚いたよ。息子は自分の名前すら（この年齢のときには）危うかったのに』と妹が。
女の子の成長は早いと聞くけど、同じ『夢』でも夜に見るやつと将来の夢の二通りがあるって、もうわかる年なんですね。どこで覚えたのか知らないけどちょっとびっくりしました。
しかし2歳11ヵ月の姪がそんなことを言っているのに、虫好きの彼女の兄（5歳甥）はダイニングテーブルの下で四つん這いになって脱皮ごっこをしたりしているそうです（四つん這いでじっとしてたから「何やってんの？」と聞いたら「だっぴ！」と言われたとのこと）。
……彼は彼でこれまた男の子らしいっていうかなんていうか。
男子と女子ってこんなに違うものなんだなー、と（サンプル数1なので漠然としていますが）伯母はなんとなく感心しています。