NO.9｜ときどき日記

久しぶりに子供のいる友人3人とその子供たち（女子5名男子2名）に会ってきました。
いつ以来かしら。もしかして一年半ぶりぐらいかな。
一番小さかった子も2歳になって可愛い声で話すようになり、最年長のお嬢さんは8歳の小学二年生になっていて、子供7人で部屋がいっぱいになる勢い。

一年のうちに何度か、この8歳になったCちゃんに乳歯が生えそろったときのことを思い出します。
数年前のある日、遊びに行った友人宅で「あれ、Cちゃん歯が生えてきた？」と聞いたら「そうなの、もう全部揃ったの！　見る？」と母であるYが娘に膝枕をして「あーん」をさせてくれまして。
新品の乳歯は透明感のあるひんやりとした真珠色で、桃色の口の中で行儀良くちんまりと並んでいて、ものすごく綺麗だった。
その歯があんまりつやつやと小さく美しかったので、乳児って、まあたらしくて瑞々しくて明るい色をしたもの（たとえば朝の光に照らされる雲とか、雨上がりのあざやかな若葉とか）の塊なのではないか、と、そのまだニンゲンの食べ物をほとんど噛んだことがない生まれたての乳歯を見て思ったのでした。
それを、年に何度か思い出します。
あれはきれいだったなあって。

私の誕生日が9月なので、この時期に集まると友人たちがバースデーケーキを用意してくれます（優しい）。
今年は「みんなで九月さん（仮）にハッピーバースデーの歌をうたってあげようね」と友人Yが指揮を取り、子供たち7人が誕生日の歌をうたってくれました。
大人になって友達の子供たちに誕生日を祝ってもらえるなんて、これはさすがに中学のときの私も友人たちも想像してなかった出来事。
本日素晴らしかったのは、一番張り切ってうたってくれた友人Kの息子くん（3歳だったかな？）が「はっぴばーすでー、とぅーゆー！」と歌い上げ、続けてフウーッと目の前のケーキのロウソク（細いの4本。5色ついてたけど1本折れちゃった）を吹き消そうとしたことでした。元気いっぱいに無邪気できゅんとしてしまった。
歌とロウソクをふうっとやるところまでがセットなんですね。可愛いなあ。
だけど消えなかったから、彼のお姉ちゃんが「駄目じゃん消えてないよ！（フーッ）」と反対側から吹き消してくれた（笑）。ケーキのロウソクって早い者勝ちだったのかしら。
でもお手伝いありがとう。
一本だけ残った分は私が消させてもらいました。
ケーキは栗のケーキでした。
ちょうど昨日から「秋だし、モンブランが食べたい気がする」と思ってたところだったので余計においしかったし、嬉しかった。

（↓一番小さいMちゃんがよく喋るようになったばかりで面白かったので、メモ。）
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