NO.9｜ときどき日記

2歳ながらけっこう記憶力の良い姪。
帰省から1ヶ月経ったいまでもこちらの家族の名前を覚えているそうで、女の子と男の子は違うものだなあ、と感心しきりです。甥が2歳の頃は3日もすると忘れられていたような……。
いや、彼の場合は人間に興味がないというのもあると思いますが（毎日会ってる園のお友達の名前もいまいち覚えていない4歳児）（でも人の顔と名前が覚えられないのは私も同じなので、あまりひとのことは言えない）。

その姪がキティちゃんのバッグを持って「これふみちゃん（うちの母＝祖母：仮名）にもらったの」と言うから「そうだね、ふみちゃん優しいね」という会話をしていたら、
甥が突然「ふみちゃんはやさしくない！」と言ったそうで。
妹（ママ）が思わずちょっとむっとして
「なんでそんなこと言うの！」と言ったら
「くがつちゃんがいちばんやさしいの！」って、甥が。

『「あ、確かにそうね」って答えちゃったけど、あの子の中では好きな人＝お母さんだけ、優しい人＝九月ちゃんだけってルールみたいなものがあるのだろうか、とふと思ったよ。みんな好きでみんな優しくていいんだけどね～』
と妹が言っていて、ある意味一途な性格なのかしらと思ったり。なんかこう、一番以外は存在しないっていう……。
いや、正直なところその『「優しい人」と言ってもいいのは一人だけ』という奇妙なかたくなさは、『本物はひとつだけ』っていう例の思い込みの影響な気がしますが（ウルトラマンにニセウルトラマンが出てきてから、同じものが二個あると「どっちがほんもの？」ってしつこく聞いてくるという、あれ）。

それにしても、我が子に自分の母親を「優しくない」と言われて「ちょっとムッとした」と素直に報告してくる妹の正直さと大人げなさには少々笑ってしまいました。
なんでそんなに子供と対等なのだ、きみは。

顔に似合わずロマンチストな甥は空を見るのが大好きで、車に乗っているときに大きなぴかぴかした月が出ていたので「おつきさま、きれい～」って見てたんだけど、途中で雲に隠れてしまった……ということがあったそうで。
「おつきさま、ついてこないねえ……」
と甥が寂しがってしょんぼりしてたら、姪が「おつきさまー！　どこー！」と叫んでいたそうです。お兄ちゃんのためにお月様を呼ぼうとする小さい妹。なかなか微笑ましい気がします。

続きは拍手のお返事です

配役がキャラクタそっくり、というのは前作のDVDを見せてもらって一応予習済みだったのですが、みどくんがあまりにも御堂筋でびっくりしました。あれって人間が再現できる動きだったんだ……。
はじめて劇場で見たので、尽八がとにかく綺麗で格好いいとか荒北がすごい美人で野獣だとか再現率がすごいとか興奮する点がたくさんあったのですが、何よりも生で見たらものすごいスピード感で愕然としました。私の動体視力ではついていけない速さ。
ちょうど去年の宇都宮ではじめて自転車レースを観て「うわ、速……っ」って思ったのと本当に似た気分になりました。

内容の感想ですが、あまりストーリー的なネタバレしないように言うと
要するにキャラクタ的なネタバレですが

相方が「巻ちゃんの彼氏は格好いいなあ」って言ってました。あんなにふざけててあんなに男前だなんて、尽八って本当に尽八。